仮想通貨の価値の決まり方となぜ価格が変動するのかとても興味深いですね、今や話題にならない日はないといった仮想通貨。
ここ最近の仮想通貨は大きく価格を変動させています。
価値や価格の変動の理由を抑えておきましょう。
仮想通貨の価値の決まり方
仮想通貨の価値は日々変動します。
仮想通貨の代表格といえるビットコインの価格は、直近4年で50倍にも跳ね上がっており、その他の仮想通貨も軒並み上昇傾向にあります。
しかし価格が上昇し続けるだけならよいのですが、過去には、数日間で20%以上もの下落を記録したこともあり、これにより多大な損失を受けた人も大勢いらっしゃったでしょう。
仮想通貨は日々その価値を大きく変動させていますが、そもそも仮想通貨の価値はどのように決められているのでしょうか?
ポイント①【需要と供給】
仮想通貨の価格は、需要と供給のバランスで決定します。
仮想通貨は、株式やFXと同様に取引所で売買され、様々な思惑を持つ人たちの需要と供給が仮想通貨の価格を大きく変動させるのです。
仮想通貨に投資したい人の数が増えると価格が上昇し、逆に数がが減ると価格が減少するのです。
ポイント②【将来性】
仮想通貨を含む全ての投資の目的は、多くに価格上昇によるキャピタルゲインで、価格上昇の幅が大きければ大きいほど、より多くの利益を得ることができるため、現在は価格が低く、今後上昇すると思われる仮想通貨は将来性が高く需要が高まりので、価格が上昇するのです。
ポイント③【知名度】
知名度の高い仮想通貨は、メディアや話題に取り上げられ露出が増えるので、良くも悪くも様々なニュースや社会情勢によって価格の変動が起こります。
これから投資を始めようとする人たちにとっては、知名度が大きな信頼と判断材料となり仮想通貨の価格に影響を及ぼします。
知名度の上昇は購買意欲をかきたて、それに伴い価格も上昇していくのです。
ポイント④【信用度】
仮想通貨は中央銀行のように集権的に管理する存在がなく、仮想通貨ユーザー同士で信頼性を確保する必要があります。
仮想通貨が現在の価値を保っているのは、投資をする人たちがそのシステムや価値に信頼を置いているからなのです。
価値が上昇するもしくは暴落する心配がない仮想通貨は買われ、逆にその保証がない仮想通貨は売られていきます。
仮想通貨の価格変動の特徴
- 株式
企業が発行する有価証券であるため、発行している企業の業績変動などによって価格が変動します。 - 外国通貨を取り扱うFX
経済指標と世界情勢から大きな影響を受けます。 - 仮想通貨
業績も経済指票もないただのデータのため、仮想通貨の価格は純粋に需要と供給に左右されます。
株式市場は、株価の極端な上昇や下落を抑える為に1日の上限と下限を設けられています。
この上限と下限は、それぞれストップ高、ストップ安と呼ばれていますが、仮想通貨の取引にはこのストップ高やストップ安は存在しません。
仮想通貨は需給に応じ、どこまでも変動します。
法定通貨(円やドル)は、政府や中央銀行が自由に発行量を調節できる通貨ですが、仮想通貨は、既にプログラムで発行上限が決められています。
そのため発行量の増加によるインフレが起きる心配がなく、発行に上限があるため将来に仮想通貨を保有する人が限られるので、仮想通貨には希少価値が高いと言えます。
仮想通貨の希少価値に期待した人々が、投資を積極的に行い近年の価格上昇につながっています。
仮想通貨の価格が日々変動しているのは、将来性や希少価値などを期待した様々な思惑を持つ人たちの需要と供給で決まっています。
今後も繰り返し、価格の変動は起きるでしょうが、今後も仮想通貨の動向からめが離せない事は間違いありません。